メダカも人間同様に子供が生まれるのには
オスとメスが必要です。
なので、メダカを殖やす場合には
同じ水槽内にオスとメスがいる必要があります。
オスばかりの水槽では当然卵も産んでくれません 。
(性転換するという例外もあります)
今回は、そのオスメスの確認方法をご紹介しますが
メダカの雌雄判別(オスとメスの見分け方)は
鰭(ヒレ)で行うのが一般的です。
ということで
メダカの雌雄判別方法をご紹介しますが
その前に、まずは鰭の呼び方と部位をご紹介いたします。
品種によっては例外もありますが
一般的な普通のメダカには
・胸鰭(むなびれ)
・背鰭(せびれ)
・尾鰭(おびれ)
・腹鰭(はらびれ)
・臀鰭/尻鰭(しりびれ) が存在します。
その中でオスとメスの見分け方に
主に必要となってくるのが背鰭と臀鰭です。
(今回は補助的に腹鰭も入れてご紹介しています)
まずはオスの特徴から見ていきましょう。
オスの特徴は
①臀鰭部
・臀鰭が大きく平行四辺形に近い
・上記写真の尾鰭手前両矢印部分がメスより長い
・臀鰭の先端はギザギザしている
・後方(尾鰭に近い方)の付け根に突起がある
②背鰭部
・付け根に切り込み(裂けている)がある
・先端がギザギザしている
③腹鰭部
メスに比べて小さい
まだ、もう少しあるのですが大抵は上記で確認出来ます。
(改良メダカの場合、特徴が分かりにくい品種もいます)
続いてメスです。
①臀鰭部
・臀鰭は後方(尾鰭側)にいくにつれ短くなり
三角形のような形をしている
・雄に比べギザギザしていなくコーナーが丸い
②背鰭部
背鰭は切り込みが無く丸い印象
②腹鰭部
腹鰭はオスよりも大きい
鰭の長いヒレ長メダカや
ヒカリ体形と言われるメダカなど
品種によっては少し変わってきますが
一般的な普通体形と呼ばれるメダカに関しては
上記によりオスとメスを見分ける事が出来ますので
雌雄判別の際の参考にしてみて下さい。